2026年2月16日、一般社団法人企業研究会様向けに
研修を実施しました。(ハイブリッド開催)
BCPを“作る”から“動かす”へ
情報活動、部門横断組織、アクション・リズム、図上演習まで
実践的に解説しました。
対象は、地方自治体や法人企業などで防災・危機管理を担う方々です。
受講者の皆さまと課題意識を重ねながら進める内容としました。
テーマは、
想定外の危機に備える!緊急/災害対策本部の設置と運営
~~元海上自衛隊作戦教官が企業を守る実践ノウハウを伝授!~
自然災害の激甚化やサイバー攻撃の高度化により、
危機対応はますます複雑になっています。
多くの組織でBCP策定は進んでいますが、
現実には
「対策本部が機能しない」
という課題が残っています。
設置しただけでは動かない。
情報共有が滞り、判断が遅れ、現場との連携が崩れる―
そんな状況を防ぐには、
本部をどう設計し、どう運営するか
を体系的に学ぶ必要があります。
私はこの研修で、VUCA時代の危機管理を前提に、
従来の平時発想ではなく、
変化の兆候を早くつかみ、不完全な情報の中でも判断し、
実行し、修正できる組織のあり方をお伝えしました。

研修の目的
今回の研修目的は、次のとおりです。
✅機能不全に陥る本部の構造的課題を理解する
✅経過概要・状況図・報告要領など情報活動の要点を学ぶ
✅平時の「調整・管理」から、有事の「指揮・統制」へ思考を切り替える
✅部門横断的組織と時間軸運営の考え方を身につける
✅図上演習を通じて、本部機能を継続的に鍛える視点を持つ

研修のハイライト
1.情報を「判断材料」に変える考え方
私はまず、「情報」を単なる連絡事項ではなく、
データ → インフォメーション → インテリジェンス
へと加工し、意思決定に使える形へ変える視点を重視しました。
経過概要、状況図、報告要領は、そのための中核です。
2.経過概要とCOPで“決められる本部”をつくる
経過概要は、迅速な意思決定支援、組織内外の情報共有、事後評価
にも使える重要ツールです。
さらにCOP(共通状況図)は、リーダーの意思決定を支える基盤になります。
受講者の皆さまには、情報を集めるだけでなく、
トップが意思決定の材料として活用できる形に整えること
の重要性をお伝えしました。
3.平時組織のままでは有事は回らない
災害対応では、平時の業務の延長線上で捉えるはなく、
平時OSから有事OSへの切り替え が必要です。
私は、総務・人事・財務・営業など既存部門から要員を派出し、
部門横断的機能組織をどう組むかを解説しました。
4.アクション・リズムで本部運営を定時化する
本部運営では、「誰が何をするか」だけでなく、
「いつ、何を回すか」が極めて重要です。
そこで私は、
米海軍のバトルリズムを原点とするアクション・リズムを紹介し、
報告・調整・判断を定時化する発想をお伝えしました。
これは、現場の混乱を減らし、判断速度を上げるための実務的な考え方です。
5.“やったふり”で終わらせない図上演習
私は、図上演習についても「儀式的にやる」のではなく、
失敗を経験し、改善につなげる演習
として設計する重要性をお話ししました。
読み合わせ演習とブラインド演習の違い、
統制部・演習部・評価部・管理部の役割まで踏み込み、
本部機能を鍛える演習の考え方を共有しました。

私ならではの視点
私の研修の土台にあるのは、海上自衛隊での作戦司令部運営、大規模震災派遣、多国籍軍司令部勤務、
そしてアメリカ海軍大学で学び教えた経験です。
危機下では、完璧な情報も十分な時間もありません。
だからこそ、兆候を読み、状況を見積もり、方針を決める力が必要です。
私はその考え方を、軍事の言葉のままではなく、
企業や自治体の現場で使える形に翻訳してお伝えしています。
ご希望に応じて講演・研修対応いたします
当社は現場に合わせてフルカスタマイズして設計・実施します。
災害対策本部の設置・運営、BCP、図上演習、危機管理、リーダーシップ研修は、
業種や組織の実情に合わせてフルカスタマイズで対応しています。
「自社の対策本部を見直したい」
「BCPを実際に動く仕組みにしたい」
「管理職向けに危機対応力を強化したい」
といったご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。
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