去る2月3日(月)、約60名のコミュニティーの皆様と海上自衛隊那覇基地および沖縄南部戦跡を巡る研修に同行しました。
参加者は、歴史と現代の安全保障を現地で体感し、多くの学びと気づきを得られました。
○研修の目的と期待成果
沖縄戦の歴史的教訓を学び、現代の安全保障環境と自衛隊の役割を理解することを目的としました。
戦場跡地を訪れることで、リーダーシップや戦略的思考、危機管理の視点を深め、経営や組織運営に応用することを目指しました。
また、参加者間のネットワーク形成も促進しました。
○事前説明
前日に那覇市内で事前説明会を行い、沖縄戦の概要と研修スケジュールを説明
「当時の陸海軍の行動は本当に非難されるべきだったのか?」という問いかけで、新たな視点からの考察を促しました。
○バス車中での解説
元海上自衛官として沖縄戦の戦略背景や研修地の解説を行い、那覇基地の役割や自衛隊の活動についても説明
参加者から大きな関心を集めました。
○海上自衛隊那覇基地
南西防衛の最前線での自衛隊員の任務や最新装備を見学
○旧海軍司令部壕
大田實少将の決断に触れ、訣別電報の一文が強く印象に残りました
○ひめゆりの塔
学徒たちの献身的な活動と犠牲に心を打たれました。
○平和祈念公園
牛島司令官と長参謀長の自決地を訪れ、軍人と民間人の視点から沖縄戦の教訓を学びました。
○嘉数台高地
日本陸軍が米軍に大損害を与えた激戦地で、防衛戦の工夫と苦闘を体感しました。
今回の研修は「現場に行き、現場を見て、現実を知る」という三現主義を実践し、歴史と現代の安全保障を深く理解する貴重な機会となりました。
過去の教訓を次世代へ繋ぐ責任と、現代日本の安全保障課題を再認識し、現地体験を通じた参加者同士の絆も大きな財産となりました。





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