去る11月21日(金)、東京中小企業家同友会 目黒支部にて
防衛・安全保障と企業経営に関する講演に登壇しました。
テーマは、
あなたの会社を揺るがす”静かな戦争”の正体
~元海上自衛隊作戦教官が解き明かす!武器なき「侵略」と企業防衛の実践策~
國際情勢の不確実性が高まる中、
台湾情勢や尖閣周辺の緊張のほか、
経済・情報分野での圧力など
“武力を使わない戦い”
が進行しています。
本講演では、それらを企業経営の視点で
どう捉え、どう備えるかを、
最新動向と具体例に基づき解説しました。

講演の目的
今回の講演では、“ワーストケースへの備え”
として次の論点で段階的に深める構成としました。
✅ 台湾有事・尖閣を含むグレーゾーン拡大の現実的と今後の推移
✅ 「輿論戦・心理戦・法律戦(三戦)」を含む武器を使わない侵攻の実像
✅ サプライチェーン/物流/海上輸送/金融/エネルギー/通信などへの波及
✅ 政府・自治体・企業に求められる同時多発的な対応の全体設計
✅ 経営資源(人・モノ・金・技術・情報通信)を守る“有事対応型BCP”の考え方

講演のハイライト
今回のセミナーでは、まず
「地図の見方を逆さにする」
ことで、日本がいかに中国の海洋進出の最前線に位置しているか、
といった海洋のリアリティを示しました。
続いて、中国海警や海軍の具体的な行動パターン、
第一・第二列島線を中心とした戦略的意図を解説し、
現実味を帯びた脅威として共有しました。
また、ウクライナ侵攻の事例をもとに、
日本が直面する可能性のある避難計画の課題や備えの
必要性を示したほか、
ドローンや認知戦といった「武器を使わない戦争」の実像、
さらに中国が実施する「三戦(輿論戦・心理戦・法律戦)」
による情報・心理操作が企業や自治体にもたらすリスク
についても取り上げました。
これら一連の内容は、
日常の延長線上に潜む“静かな戦い” を可視化し、
参加者に深い気づきをもたらしました


参加者の声(抜粋)
- 「はっきりしなかったことが、分かりやすく教えていただいた」
- 「ワーストケースを想定する大切さが腹落ちしました」
- 「最新の状況を踏まえたロジカルな分析に納得」
- 「中国の脅威を具体的に感じられた」「もっと聞きたい」
- 「頭を棍棒で殴られた感。発想が切り替わった」
講演後も質疑が活発に続き、
“防衛×経営”を自社の課題として捉える視点
への関心の高まりを感じました。
ご希望に応じて講演・研修対応いたします
当社は現場に合わせてフルカスタマイズして設計・実施します。
防衛・安全保障/BCP・有事対応
認知戦・情報戦(危機広報・メディア対応を含む)
ミリタリー式マネジメント(目的共有・権限移譲・レビュー設計)
「自社の危機管理体制を見直したい」
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